学旅行に同行した。秋の深まりゆく秋田から、まだ暖かい西日本に出かけて行った。最初の見学地の宮島は、今NHKの大河ドラマの平清盛にも所縁の地であり、平氏が勢いをもっていた頃の栄華を思い浮かべることができた。次なる見学地は人類史上初の原爆投下があった広島で、被爆者の生の体験談を聴いたり、資料館にある様々な遺品や関係資料を見ているうちに悲惨な戦争を2度と起こしてはいけないという気持ちを新たにした。

都や奈良では神社仏閣の見学が中心だったが、交通や通信手段の不便な時代に多くの人が信仰に割いたエネルギーに驚きを覚えると共に、現代人が忘れ去りつつある純粋さが当時は色濃く存在していたのではと感じた。そこには古の「日本の心」があったろうし、日本人の美徳とされてきた様々な事が生み出されてきたのではないか。

日、同じリズムでの生活は安定感を産むが、変化を遠ざけるマイナス面ももっている。改革のための変化、あるいはそのきっかけとして是非、このような機会にヒントを得て日々成長したいものだ。(H.F記)

 - 2012.11.7 - 



 


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